- ポリエチレンパイプに流量自在調整型ドリッパーをセット
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大きめな鉢がたくさんある場合にお薦めです。
直列接続方式の点滴ノズルもありますが、それよりもチューブの取りまわりがシンプルで、セットした後の鉢の移動も楽です。
ポリエチレンパイプを固定しておけば、チューブ〜ノズル部分の鉢への固定は特に必要ありません。
写真のように、フェンス下にポリエチレンパイプを固定し、フェンス際に置いた大鉢にノズルを伸ばすと、とても使い勝手が良いです。
なお、ポリエチレンパイプからの取り出し部分は、高圧がかかると若干水漏れします。ポリエチレンパイプに水を導く部分にバルブを入れて、流量調整できるようにした方が良いかと思います。(我が家では潅水コンピュータとポリエチレンパイプの間にバルブを入れています。)
- 玄関前のブルーベリー達にはスパイク式ドリッパー
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一列に並べた鉢への潅水は、上のようなポリエチレンパイプ+流量自在調整型ドリッパーが使い易いですが、右のように配置した鉢へはスパイク式ドリッパーも使い勝手が良いです。
右の写真では、「3/4"F 5分岐取出し」からチューブを1本延ばし、その先を「チューブ4分岐」を2つ使って7分岐させています。
このレイアウトでは、ドリッパー部分を鉢に固定しないと不安定になるので、スパイク式ドリッパーを鉢に差して安定させています。
個々のスパイク式ドリッパー毎の流量差も殆どなく、使い勝手良好です。
蛇足ながら、最近トップハット(Top Hat)がお気に入りです。下段の2鉢、中段左右の2鉢はトップハットです。
玄関前など、高さを低く抑えたい場所に置くと、コンパクトにまとまった樹形がマッチしてとても Good です。可愛らしい樹形に、甘くて美味しい実が少しなるブルーベリーは、ちょっと優雅かもしれません。
- 18cmまでの鉢は水平スプレーノズルで水やり
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我が家では18cm以下の鉢への潅水には、水平スプレーノズルを使っています。
18cm以下の鉢が100鉢とか200鉢あると、それぞれに点滴潅水ノズルをセットするのは、コストと労力の面で大変すぎます。
そこで、右の写真のように水平スプレーノズルを鉢の列の中心に複数セットして、一度に散水しています。
直列接続方式の点滴ノズルを使ってみたり、また、自分で塩ビ管に穴あけ加工して使ってみたりと、いろいろと潅水設備遍歴をしましたが、今はシンプルで設置し易いということで、これに落ち着きました。
※ 「3/4"F 5分岐取出し」から「潅水チューブ」を2本取出してサークル状にしているのは、末端での水圧低下を防ぐためです。
- 緑枝挿し木への潅水は噴霧ノズル
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今年(2003年〜)の緑枝挿し木は、挿し木床に噴霧ノズルを使って自動潅水しています。
噴霧ノズルは本来、吊り下げでの使用には設計されていいませんので、潅水後に水のタレがありますが、ローコストでお手軽に挿し木へのミスト散水を実現できるのでお薦めです。
今のところ使用感もGoodです。